箱です。帯はヤケてるのが多いんだけどこれはキレイ。
ポスターもついてれば完品らしいが、これにはついてなかった。これしか手にとってみたことがないので、他に何か付属物があってもわかりません。お持ちの方の情報を待ってます。
以下に収録物を紹介します。
この作品集のガイドブック。通し番号票はこれについてる。このセットは38番。見返しには楳図のサイン&イラストあり。
楳図かずおインタビュー、水谷たけ子・西岡務・佐川俊彦・ささやななえ・青池保子・いがらしゆみこ・竹宮恵子・山岸凉子らのエッセイ、のすたるじあぎゃらりー、収録作品一覧、楳図かずお作品リストを掲載。
処女作単行本。グリム童話のヘンゼルとグレーテルが原作。最初と最後を楳図が担当し、真中を水谷武子が担当。
オリジナルはS30年、トモブック社より発行。S30年でこのクォリティは奇跡としかいえない。
原始時代のお話。恐竜や怪生物、古代文明などその後の楳図作品のキーワードになるものが描かれている。ところどころ譜面が載っておりBGM効果を狙っている。
オリジナルはS30年9月5日、トモブック社より発行。
少年探偵・岬一郎もの。この時代特有のギャング・アクションにミステリーの要素を盛り込んでいる、怪奇テイストな作品。全編、降りしきる雨がかもしだす重苦しい雰囲気は、その後の少女物怪奇作品の恐怖的圧迫感に通じるものがある。
オリジナルはS31年、三島書房より発行。
少女の強迫観念的恐怖による自己圧迫という、その後の少女物怪奇作品のルーツであろうか。恐怖におののく心理描写はすでに本作品で完成しているとみて良い。
オリジナルはS33年、三島書房より発行。
(1998.2.25up)