底本:週刊少年ジャンプ/集英社 1973 No.26, 1973 No.27
作者:(原作)武論尊(画)逆井五郎
| 主メンバー | 年齢 | 備考 |
|---|---|---|
| 三条 雅 | 17 | CSきってのスーパーレディーで射撃・柔道・剣道・車に長じる美少女。私立梅ケ丘高校2年。 |
| 生島 賢 | 17 | 雅とコンビを組む身の軽さ反射神経バツグンの持ち主。女の子だけには弱い。 |
| 長野 勇 | 42 | CSの総指揮官であり、特務機関の班長。頭脳明晰、柔道5段。 |

この回が、栄光のクライム・スイーパー第1回目。
見開きカラー扉で堂々新連載。
| ページ | ページ数 |
|---|---|
| 全ページ数 | 30 |
| カラー(4色) | 5 |
| 扉(カラーに含まれる) | 2 |
| 人物 | 備考 |
|---|---|
| 新聞記者(空港) | 7名 |
| 通行人(空港) | 多数 |
| 空港管理局員 | 1名 |
| 警官(空港) | 1名 |
| 鬼塚 | 関東一帯のヤクザの大幹部 |
| 護送官 | 2名。九州から鬼塚を護送して来た。 |
| 空港長 | 羽田空港責任者。 |
| パンダ | 実はパンダに似せて塗料を塗ったただの白熊。 |
| 空港貨物作業員 | 2名 |
| 謎の女 | 金髪で色っぽい。賢がだまされる。 |
| セスナ飛行士 | 2名。CS。 |
| 輸送車運転手 | 2名。ブラッククイーン。 |
| CS車運転手 | 2名。実はブラッククイーン。 |
| コンテナ車運転手 | 1名 |
| CS班員 | 多数。 |
| ターゲット | コマ | 率 | 個別率 |
|---|---|---|---|
| 総コマ数 | 173 | 100% | |
| 三条 雅 総数 | 85 | 49% | 100% |
| 雅(新聞記者) | 15 | 17.6% | |
| 雅(普段着) | 12 | 14% | |
| 雅(作業員) | 19 | 22.3% | |
| 生島 賢 | 44 | 25% | |
| 長野 勇 | 9 | 5% |
扉を1コマとしてカウントした。
| 武器・アイテム | 備考 |
|---|---|
| 拳銃 | 空港にて逃走した鬼塚に、横にいた警官の拳銃で発砲。 |
| ブレスレット | CSの刻印がある。CS班員の証明になる。 |
| ブローチ(ボタン?) | 雅の部屋の所定の場所にセットすと地下のCS基地に行ける。 |
| コンパクト式通信機 | 小型通信機。女子班員用。 |
| サック(吸盤)銃 | 発信機を取り付けた吸盤を発射する。 |
| CS仕様車 | 後部座席を仕切り毒ガスを噴射する機能がある。 |
昨年(1972)一大センセーションを巻き起こしたパンダは、その後、大阪で開かれた動物博での公開も無事終了し、国際空港(羽田)に輸送されてくる。同じ時、九州で捕まったヤクザの幹部・鬼塚も護送されてきた。
タラップを降りた鬼塚は突如逃走するが、新聞記者に変装していた雅は、隣にいた警官の拳銃を抜き鬼塚に向けて発砲した。
雅は空港警備取り調べ室で、何物かを問われるが
「最高責任者の空港長を呼んでください」
の一点ばり。やがて空港長がやってくると、CSブレスレットをさりげなく見せて全てを了解してもらう。
CS班長の説明によると、今回の事件は「黒い女王」が糸をひいているという。パンダを狙い、日中関系を悪くし、日本国民に政府不信を抱かせ紛争にもちこみ、兵器を売る…という目論見らしい。
貨物作業員としてパンダ護衛についた雅だが、そこにいたのは…
「パンダに似せて塗料を塗った、ただの白熊だわ!」
おどろく雅! 私も驚いた。すりかえられたパンダはとりあえず何事もなかったかのように上野動物園に運んだ。そこへ賢がやって来た。顛末を聞き、「白熊を名古屋まで運びたい」という色っぽい女にだまされたと知る賢。
雅の推理で本物のパンダは名古屋に向ったとわかる。すぐに飛行機の手配をし名古屋へ向う雅と賢。
パンダを乗せた輸送車が見えた。その後ろにはCSの仲間が追跡している。雅はセスナから輸送車に発信機を撃ち込むと、追跡していた仲間の車に飛び移った。しかし、何か変だ! 追跡をやめて違う道に入って行く。CS車を乗っ取った黒い女王が乗っていたのだ。
「どこへ行く気だ 気でも違ったのか!?」
と同時に2人が乗っている後部座席が仕切られ毒ガスが噴出された。気を失った2人は車の外に放り出され射殺されそうになる。しかし、なぜか目覚めた2人は反撃しピンチを脱する。CS車のことは当然ながらよく知っている2人であった。
奪い返したCS車で、輸送車を追いかける雅と賢。発信機をたよりに追いつめるがそこには輸送車はなく、1台のコンテナ車が止まっていた。
荷台扉を開けて、驚く雅! いったい何が・・・。

クライム・スイーパー連載第2回目。
| ページ | ページ数 |
|---|---|
| 全ページ数 | 20 |
| 扉 | 1 |
| 人物 | 備考 |
|---|---|
| コンテナ車運転手 | 1名。 |
| ブラッククイーン・メンバー | 多数。地下秘密基地内。 |
| ブラッククイーン支部長 | 1名。 |
| ターゲット | コマ | 率 |
|---|---|---|
| 総コマ数 | 114 | 100% |
| 三条 雅 | 60 | 52.6% |
| 生島 賢 | 11 | 9.6% |
| アイテム | 備考 |
|---|---|
| 小型爆弾 | 時限爆弾。 |
| 拳銃 | CS班員用。 |
| コンパクト式通信機 | 小型通信機。女子班員用。 |
「ない 輸送車がないわ!」
コンテナの中にあると思っていた輸送車はなかった。発信機の反応も消えてしまっている。
コンテナ車は走り出そうとする。賢が荷台に乗り込んだ。
「賢 そっちはたのむわよ」
輸送車が消えた謎を考える雅。すると地面に亀裂がある・・・そこに挟まっている発信機を発見した。
「地下だわっ」
輸送車はコンテナ車に入り、コンテナを通過し地下へ入っていったのだ。地面の亀裂に小型爆弾をしかけ、通路への入り口を開けた雅。ブラッククイーンの地下基地があったのだ。
乗り込む雅だが、監視カメラに捕らえられすぐに見つかってしまう。通路の扉が閉じられ向こうからはブラッククイーンの銃撃が・・・。銃で対抗する雅だが通路の四方を塞がれ密室に閉じ込められてしまった。と、天井が下がってくる。押しつぶす気だ! たまたまあったパンダ輸送車に乗り込んだ雅は、全速で壁に激突した。すると壁をブチ破り司令室に入れた。
グシャグシャになった輸送車の中に雅はいない。いち早く身を隠した雅だが賢からの通信機の呼び出し音でバレてしまい捕まってしまう。縄で縛られて身動きできない。
ここでパンダの秘密を聞かされた。
「パンダをつんだ輸送機でカナダへ行く いい値で買ってくれる人がいるんでね」
パンダの処分方法まで教えてくれる親切なブラッククイーン支部長。
地下基地に時限爆弾をしかけ去ろうとするブラッククイーン達。
なんとか縄をほどいた雅は地下の飛行場へ行きブラッククイーン達の脱出を阻止しようとするが、パンダを人質(?)にとられ飛行機に乗り込まれてしまう。
ところが、飛行機のパイロットは賢であった。コンテナ車に潜り込んで、一足先に基地内に潜入していたのだ。
めでたくブラッククイーン支部長を捕らえ、そのままテイクオフ!
と同時に地下基地は大爆発。間一髪の脱出であった。