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なぜ欲しいのか? 付属品
帯やハガキなど付属品がついている場合には買い替えることがある。
付属品、特にオビを重要視するマニアは多い。表立って店頭に出ることは少ないが、オビだけで高額なものも実際のところ流通している。
オビはレーベル刊行時やタイトル完結巻に付いたり(モーニングKCや一時期のゴラクコミックスなど)、映像化されたときや、舞台化されたときに付く場合が多い。
1996〜7年サンコミ・ブームのときは偽物のオビが出回ったりしたこともある。
一般的な帯
珍しい縦帯
はがきで有名なのはひばり書房の怪奇物新書判であろう。他にはサンコミや秋田書店物の出版目録なんかも入っているとうれしいものだ。
ひばり書房の怪奇物新書判のはがき。
80年代の物
70年代(推定)の物
サンコミックス(朝日ソノラマ)のはがき。
感想を送ると抽選で毎月50名に本社出版物が当たるむね書いてあります。
秋田書店サンデーコミックスの出版目録。昭和40年代。
あの秋田サンデーが10タイトルしか出ていない!
サンコミックス(朝日ソノラマ)の出版目録。
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左は初期のもの。右はそれよりも結構後のモノで、このリストの右はじのマークを3枚集めると、送料が無料になると書いてあります。
虫コミックス(虫プロ商事)の出版目録。部分。
1・2・3・4・5・ロク(3)、オバケのQ太郎(8)、魔法使いサリー、少年No.1(4)が載ってる。
帯について
「帯」とは、主に販売促進のために本の周りに巻かれるモノであり、言うならば本のおまけみたいなモノである。しかしながらこの「帯」、今やこれだけで価値を生むようになり、それにとりつかれてしまっているコレクターも少なくない。だが「帯」ならば何でも良いかというとそういうわけではない。ここではいくつかに分類し、何が良い、価値ある「帯」であるかということを考察してみたいと思う。
1. フェアーの時に巻かれる帯……ブックフェアーなどの時に巻かれる帯で、その期間中に発行された本には何にでも巻かれるため、どの作品にも巻けるようにあまり個性的でなく、面白味に欠けたモノが多い。
2. 映画化、テレビ化の時に巻かれる帯……映画化、テレビ化の時に巻かれる帯で、その中のワンカットの写真が使われていたり、出演者のコメントが入っていたりと、力作が多い。なかなかに時代を感じさせるモノがある。
3. 賞を取ったときに巻かれる帯……文学書ではお馴染みの帯であるが、その作品や作者が賞を取ったときに巻かれる帯。作者の写真やコメントが入っていたりしているモノなどもあり、そういったモノは非常に趣がある。
4. その他の帯……上記のいずれにも当てはまらないモノで、とにかく購入者の気を引くために巻かれるモノ(上記のモノにしたところでそうなのであるが)。作品の解説が書かれているものから、既刊のお知らせに終始するだけのモノからさまざまである。
とまあ、こんなところであろうか。では、この中でよい帯とはどんなモノなのか。
まず良い帯の条件とは、「その時代のエッセンス」が凝縮されていることであると思う。つまり、たかが「帯」とは言いながらも、それ自体が自己主張をしていて、それだけでも鑑賞に値するモノこそが、価値のある「帯」と言えるのではなかろうか。したがって、映画化の時に巻かれた帯とは言っても、ただ写真だけが印刷されているだけのモノと、作品の解説までしてあって、おまけの出演者のコメントまで入っているモノとでは自ずとその価値には違いが出て来るであろう。又、「帯」に書かれている作品の解説が非常に秀逸であり、本と不可分の関係にあると思われるモノも価値のある「帯」と言えるであろう。
まあ、そういう観点から考えると、サンコミックの「帯」の異常な人気の高さも、宜なるかなと言ったところであろうか。
サンコミの「チビ太くん」の帯。これは珍品中の珍品です!
ゲキガキングシリーズ「I・餓男(アイウエオ・ボーイ)」池上作品(作:小池センセ)の中で、1,2を争う名作ではないか。
こんなにこっている背のタイトル部分も、再販になると無味乾燥な普通のモノになってしまう。
やっぱりここは初版にこだわりたいところ。
「爛熟美人」(ケン月影)フランス書院文庫の創刊の帯。とは言っても簡単な作りで全然面白くない。
「さそり」篠原とおる
輝けるビッグコミックの1冊目となる作品。
初版では背の上の「BIG COMIC」のロゴが太字になっている。
帯の梶芽衣子の写真もイカしている。
カバーをとっても、中身がきらびやかで、ちょっと贅沢な作りだ。
「パチコンハニーズ」(大和田正樹/山口都志馬)の帯。掲載雑誌の宣伝の場合もある。
ゴラクコミックの「帯」について
ここでは初期のゴラクコミックを取り上げたいと思う。初期のゴラクコミックとはどういうモノかというと、昭和40年代の終わりから50年代の始めにかけて出版されていたモノであり、カラー口絵が着いており、又2色刷のページもあった。又、本の作りもしっかりしていて、分厚く、無骨な感じがして、なにやら硬派な感じのする本であった。この頃の作品には多く「帯」が巻かれており、その帯がなかなかに秀逸なのである。今まで、「帯」というとサンコミックの「帯」ばかりが取り上げられ、ほとんど注目されていないが、ここでは是非とも取り上げたい。
ゴラクの「帯」の一般的なスタイルは、まず表紙部分のところに作品解説やテレビ化や映画化の写真を配し、裏表紙の部分に原作者や作者のコメント、場合によっては映画やテレビの主演者のコメントが配されている。なんとゴラクの「帯」は裏表紙のところにまでこだわって作られているのである!!!おまけに、これら原作者や作者、主演者のコメントは、帯のみに使われており、本の中では一切使われていないのだ。だいたいこのようなコメントは、巻末や巻頭の解説のページに使われているものを帯に流用するケースがほとんどである。したがって通常そのような解説は帯がなくても読めるのであるが、ゴラクコミックの場合は違うのである。又、表紙部分の作品解説もなかなか硬派にまとまっており秀逸なのである。
「地獄草紙」西村つや子/滝沢解
「純愛物語」かざま鋭二/神保史郎
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