古本ロードのフ


漫画鳳凰殿日誌より 〜 プレミア値段で売られるケース

1.本の現存数が少なく、人気がある。
これは基本ですね。現存数というのは流通している数です。個人所有のものや仕舞い込まれているものは含まれません。
古本屋には「**ないですか?」などと問い合わせが行きます。そういった問合わせによって、人気があると判断するようです。また古本屋どうしの情報網でそれが他店に伝わります。また、目録販売をしているところでは、前回の応募結果によって人気度をはかったりします。
2.本の現存数が少なく、欲しがる人が1人いる。
問合わせが、ひとつでもあればプレミア対象になる場合があります。
これは、問合わせをした人が確実に買うという状況のときにそうなります。
3.他店の目録をマネする。
全てのジャンルの漫画に精通している店主あるいは店の中で値段設定する立場の人は、おそらくいないと思います。不得手なものが入ってきた場合「ヨソではどうしてるんだろう?」的に他店の値段を参考にする場合があります。
4.店が勝手につける。
「なんとなく珍しい気がする」「これは良いものなんじゃないか?」などと勝手に思い込み値段をつける場合があるようです。別にめずらしくもなんともないようなものが、すばらしい値段で売られている場合があります。
また、店主が特に思い入れのある作品だと、商売抜きで高くすることも考えられます。
ちなみに、売りたくないけど店には出しておきたい(=客寄せ、飾り)ものには、絶対売れないと思われる法外な値段をつけて出すこともあります。カッコ悪いですね。
5.古本屋だけで盛り上がっている。
あるお店が勘違いした情報を流したとします。A店では半信半疑ながらちょこっとだけ高くして店にだします。それを見たB店が「ややや、プレミアつきはじめたな」とマネして高くします。さらにC店が自分の店にはないのでA店やB店で買ってきて、倍の値段で売ります。A店やB店は売れたので本物だと判断し、値段を高くします。これの繰り返しや連鎖で実際買ってるのは古本屋だけという奇妙なマーケットができあがります。マヌケですね。
6.以前人気があった。
人気があったときに高く買い取り、安くできない場合があるようです。いつまでもガラスケースの飾り物になっていたり、奥に仕舞い込まれたりします。次のブームがくるまで表には出てきません。

だいたいこんなところでしょうか。よく考えればまだまだ要素はあるかもしれませんね。


HOME > 古本ロードのフ > 漫画鳳凰殿日誌より

本ホームページの図版には諸権利があります。「古本ロードのフ」の記事・画像の無断転載を禁じます。