古本ロードのフ

実践編その三 大阪府(梅田・難波)ロード 2002.10.20

別件で大阪に行った。ついでにといっては何だが、古本屋を覗いてみることにする。「ついでに」と言いつつも、しっかり地図本買って宿所在地界隈の古本屋をリストアップしていったことはいうまでもない。新幹線の中でのマーキングが始まった。

10月20日、日曜日。前々日からの雨は続いていた。
宿は地下鉄東梅田駅近くの梅田OSホテルだ。古本屋というのは基本的に昼過ぎから開店するところが多いので12時頃まで時間をつぶさなければならない。別にホテルでTVを見ていても良かったのだが、この日は競馬のG1レース・菊花賞が開催される。出走馬が未経験の長距離でしかも雨中、これはまっとうには決着しないと読み、穴狙いでロード資金にゆとりを持たせようと、ダイスポ片手に梅田ウインズへと向う。
タバコの煙る狭く小汚い馬券売り場はやけに混雑していた。やっとの思いで、そこそこな穴所を数点押え、地下街へと向う。この“そこそこな”穴所が結果的には裏目に出てしまったのだが…。
地下街の豚春で朝からトンカツを食す。今日一日歩き回るのでまずはスタミナ補給だ。

阪急梅田古書のまち

鉄道高架下に小店舗ながら10店ぐらいの古書店街がある。まあ、漫画とは関係なさそうな店ばかりだが、その内の一店でいきなり見つけ物があった。

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「陽気蝮 斉藤道三伝」原作:梶原一騎、劇画:小山春夫 S48.11.28(初)講談社

次に向ったのが NAVIO 裏手にある1店。ここではゴルゴ13の123巻プレミアムBOXを買う。カレンダーとトランプが付いているマニア魂をくすぐる1品。最近のものなので定価より安い。ゴルゴはコンビニで買ってるので、こんなのが出てたとは知らなかった。

堂山町

道路を渡って堂山町に入る。リストでは5店舗出ていたが確認できたのは3店だった。そのうちの一つがご存知まんだらけだ。いかがわしい商店街のはずれにある。向かいのアイドル屋もかなり気になるところだ。

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「警察拳銃」原作:滝沢解、劇画:江波じょうじ S56〜57 全て重版。アクションコミックス/双葉社
状態落ち特価本とはいえ、このあたりをセットで売ってるなんて、うれしいことです。

余談ですが、地上に出て通り沿いに金貸屋のプロミスがあるんですが、そのビルの屋上に設置してあるデッカイ看板が傾いてるんですね。ドドドーっと今にも転がり落ちてきそうな感じだったんですが、あれワザとなんですかね。

再び地下街にもぐって、JR大阪駅方面に歩いていくと3店ぐらいの古本屋がある。ここも漫画とはあまり関係がないお店。漫画以外で探し物がある人は要チェックですぞ。

駅前第1・第3ビル

地上に戻って、梅田1丁目に駅前第1〜第4ビルがある。ここの第1ビルの外側にも3店ほど入っている。しかし漫画ファンが要チェックなのは第3ビルの地下だ。ここには4〜5店並んでいて芸能・映画・演劇に詳しいお店や絶版漫画を扱う店がある。

難波

♪こ〜ぬか〜雨ふる〜御堂筋〜 という歌謡曲が私が小さい頃流行っていたが、まさにそのとおりのシチュエイションだった。歌いながら歩こうかとも思ったけど、せっかくなので地下鉄に乗らせていただきました。

駅の15番出口から出てちょっと行くと川がある。そしていくつか橋がかかっている。「おお!ここがなにかうれしいことがあると若者が飛び込むところではないのか!?」と思いしばらく眺めていると、他の旅行者がまさにそのようなことを言っていたので「やはり」と妙な感動を覚えた。川沿いに賑やかな通りがあり、かに道楽(かに寿司最高!)や、くいだおれメガネ太鼓おっちゃんロボットがある有名なところだ。ここを堺筋に抜けて日本橋駅に向うと道路沿いに2店ある。1店は入口のガラスケースの中に絶版漫画があったりする。

さらに行って交差点に出ると右に折れる。なんば駅方面に向い歩いていくと中ほどに南OSプラザがあり、その地下に1店ある。第3ビルにあったお店と同じところで、なかなか興味深い本を売っている。ウインクのアナログシングル盤を2枚買ってしまった。1回角にはCD屋があり、珍しいビデオなんかが置いてあった。その2階は中古レコード・CD屋でアナログ盤に興味がある人は行ってみるといいかも。

ここを出て川に向って1ブロック行き右に折れ、角に出たら左側(東映の裏手か)にも1店あった。

先ほどの南OSプラザの道路挟んで正面にビックカメラがある。その裏手ワキに2店ある。同所在地で1階と地下1階に1店づつだ。ここは誰々全集といった箱入りの揃い物がドカドカ置いてある正統派の古書店。

堺筋を突っ切り瓦屋町に絶版漫画専門店があるらしく、行ってみた。香港の裏町にありそうな小汚い小さなビルの階段を上がっていったがしまっていた。ちぃっと怪しい雰囲気漂う所であった。店舗売りはしていないのかな。

ブックオフ

古本ロードで忘れてならないのがブックオフの存在。この地にも2店あった。
御堂筋をなんば駅に向い、二股の左側を直進すると1店ある。
あとは、駅でいうと心斎橋か。心斎橋筋商店街にも1店ある。この商店街のなんば寄りに小さな古書店1店あり。
遠くへ行きブックオフにたどり着くとなぜかホッとしてしまう。見事にどこの店もブックオフなのだ。

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「殺戮の烙印」堀川英晴 S50.1.10(初)文華コミックス/日本文華社
負の波動がビンビン!うれしくて泣きそうになりましたよ、マジで。

2−7

ひとしきりロードを終え帰ろうと、道頓堀に向った。ここにもウインズがあったのだ。朝買った馬券はどうなったのかなと人だかりの中へ割ってはいる。ちょうどメインレースが終わった頃でタイミングはばっちりだ。どうせあたってるわけねえなと思いつつも、あたりを見回してみるとただならぬ雰囲気・・・こ、これはもはや万馬券!?だとすると俺の馬券の目もある。
チンピラらしきオニイチャンがあわててどこかに電話している・・・。奥の方に入りモニタを見てみると、確定したばかりの着順が表示されていた。

馬連2−7だ。1番人気・武豊が落馬!9万馬券じゃねえか!

私が買ったのは、1−2、1−7、1−14、2−14、7−14。なんで買ってえねえのよ2−7!(つうか普通買えねえって)しかもワイドで買ってりゃ当たってんじゃねえか(これは悔いが残る)!!トホホ・・・。ま、競馬なんてそんなもんだよな。当たるか当たらないかは紙一重。買わなきゃ絶対当たらない。古本ロードもおんなじだね。はずれても、はずれても、出かけなきゃね。